ハウスメーカーのお宅の改修工事
ハウスメーカーのお宅の改修工事を終えました。
今回の改修工事はSハウスのお宅を木質化して改修工事をいたしました。
今回のポイントは
・改修現場の隣にある90代のお婆さんをひとつ屋根の下で見れるように同居をするという点
・コストは上がるが高齢であるお婆さんのスペースにもトイレはもちろん、キッチン、浴室などの
水回りを小さいスペースながらもフルセットで設けた事
・2F居住スペースはご両親の寝室しかないので、手を掛けなかった事
以上の主な点を重点に工事を進めました。
お婆さんの居住スペースには昔のハウスメーカーのお宅でも6畳+8条の2間続きの和室+縁側+仏間、床の間、押入れ
などがあったのでその部分をお婆さんのスペースに利用しました。
2世帯水回りを完全分離する事で、お互いに利用するスペースが区分されているので、
自由に気兼ねなく使う事が出来る事。
今の日本の住宅事情は大きな実家があるにも関わらず、子供たちはまあた別の場所に住まいを設け、
住宅ローンを組んで生活していくスキームが出来ているという事、
これは人口が減っていて、空き家が増え続けるにも関わらず、住宅が産業として成り立っているので、
関わる人たちや企業が生活していく為に、建て続ける構図が成り立っているのと、
建物を直すより壊して建て替えた方が安いという事になってしまう一方で。
手軽にローンを組んで支払い終える頃には、住宅の資産価値がなくなってしまうような家が残ってしまうのが問題だと思います。
同一敷地で2世帯が暮らせる家は、住まいをリレーして住んでいけるので、結果
金銭的な負担は少なくなると思います。
ハウスメーカーさんは自社以外の施工が入ると保証の対象外になるという謳い文句で、改修工事やメンテナンス工事はハウスメーカーさんが引き継がれることが多く、
縛られてしまいがちですが、メーカー保証に依存しなければハウスメーカーのお家でも他社工事が出来ます。