早いもので東日本大震災から13年になります。

当日は芸濃町で実父と既存住宅の屋根の診断に行っていた事を思い出しますが、

その半年後くらいには福島から、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田、大船渡、釜石へと被災地支援に行きました。

道路が寸断されていたので、新潟、山形ルートから真っ暗な車道を北上していく際に、

すさまじい光景を目にした事が、記憶に残っています。

自然の力の大きさとその力に対して、人間の無力さを感じましたし、

テレビの画面を通して見るのと、実際の風景を体感するのは大きな違いでしたが、

東北の人たちも復興は進みましたが、それぞれの個人にとっては過去の出来事で済まされないと思いますし、

また北陸地域では今も未だ復興が進んでいないのが現状ですね。

自分が出来る事は微力な事しか出来ませんが、今自分に出来る事を実行する事と

1日1日を大切に過ごすことも自分に課していく事、精一杯の努力と感謝につきます。

この年の末に父親を亡くし、死というものを人生で身近に感じた年でもありました。