若さの力
2023.07.28
弊社は今ようやく若返りしています。
先日も18歳の大工さんと24歳の設計の二人でお客さんの所に行って貰いましたが、
二人合わせても私よりまだ10歳以上も若く、羨ましい限りです。
これからの課題は彼らが仕事として成り立っていくかどうかという所だと考えております。
人口も減り、着工数も減り、職人さんも減っていく中で、設計という事務方の人間は居ても、
大工さんや職人さんたちが不足していく事態になっていくと思います。
設計というもの作業的になり、AIなどでこなせて、設計者は不要になってくる時代がくるでしょう。
彼らの同世代の人たちが家づくりを考える時に、ハウスメーカーでなく私たち(彼ら)のような家づくりに
声が掛かるようにしたいものです。
私やお客さまよりも建物の方が長く存在し、その価値は変わりにくいのが、
木の家のメリットであります。今までのお客さまの家もこれからのお客さまの家も
私より彼らの方がメンテナンスに関わる時間は長いでしょう。
かつて私が同級生に「家建てるので…」って声が掛かって、さっそうとお伺いすると
A社とB社どちらがいい?という相談を受けた事もありました…。
今は少しづつですが、紹介などでお仕事を頂けるようになりましたので、
それぞれの仕事に喜んで頂き、少しづつ輪を広げていけると嬉しいです。