無垢の木の良さ
2021.03.11
昨日から解体工事に入っているお宅のお客さまから
自宅の材を何処かに使って欲しいと言われました。
無垢の材料の良さは削れば新しい表面が出て再生出来る事です。
集成材は狂いませんが、再生、再利用する事は不可能です。
もちろん無垢の材料も外す手間や加工する手間を考えると
相当なお屋敷の材でなければ、一般住宅の古材であれば
同じ材の新品の方が安くつきます。
ただ古い家の記憶というものはお金で買えませんし、
そのような声が上がるのは年配の方は「勿体ない精神」だと思いますが、
今の若い人たちにそのような考えは少ない一方で、
そのように使いまわせる材を使って新築される建物も少ないかもしれません。
私たちも、自分たちが建てたお客さんのお家を、
お子さまが大切に受け継いだいと言って貰えたら嬉しいですし、
大切に使って貰えるように、つくります。